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第3作「アイスエイジ3」 太田光、アドリブ封印!?

 多くの国でナンバーワンヒットを記録した「アイスエイジ」シリーズの第3作「アイスエイジ3 ティラノのおとしもの」。1作目から、日本語吹替版で、主人公の3「匹」組の一人、ナマケモノのシドの声を演じているお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光は「3匹のバランスがとれていて、いいトリオになっている」と話す。(広瀬一雄)

 《もうすぐ子供が生まれるマンモスのマニー(吹替版の声は山寺宏一)と、弱くなった自分に失望し、旅に出るというサーベルタイガーのディエゴ(同竹中直人)。親友2人の様子に寂しさが募るナマケモノのシド。シドはふと見つけた3個の卵を持って帰るが、生まれたのはティラノサウルスの子供だった...》

 今作でも見事な3人(?)のコンビネーションが楽しいが、実はアテレコ(声を入れる作業)は、みんな別々にしているという。「みんなでいっしょにやりたいなあと思いますが、スケジュールもあるし。本当に寂しい」と笑わせる。

 「落ち着きのない、そそっかしい感じ。いつもだれかに話しかけている」とシドのキャラクターを位置づける太田。政治を扱った"堅い"番組にあっても、センスのいいボケが売りだが、今作ではアドリブはほとんどないという。

 「アニメーションの出来がよくて、表情がしっかりとできている。まったく違ったセリフをいうわけにもいかない」そうだが、本人は「楽しんでやっています」という。

 今作でも親子の愛や友情など、"絆(きずな)"がキーワードとなる「アイスエイジ」シリーズ。太田も「意外に哲学的なテーマもあったりして、親子連れで見にいっても、それぞれが楽しめると思います」とPRしている。

 「アイスエイジ3」はTOHOシネマズ梅田ほかで公開中。

2009年8月3日15時42分配信 産経新聞より

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