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パンツ氏VS爆笑問題太田 結局肩透かしに

ネットの一部でその対決が期待されていた「爆笑問題太田光VSパンツ氏」だが、肩透かしに終わったかもしれない。「太田VSパンツ」とは、今年7月に2ちゃんねるで爆笑問題の太田光(43)の殺人予告をして逮捕された2ちゃんねるユーザーのパンツ氏(32)が、22日に280分間にわたってオンエアされた『たけしの日本教育白書2008』(フジテレビ系)番組内で対決する、と事前に同番組のHPで告知されたもの。

 ネットでは、パンツ氏が太田や他の出演者からボコボコにされることを期待する声としない声、パンツ氏を2ちゃんねるの代表のように取られるのは心外だとする声、太田が2ちゃんねるにも登場するべきだとする意見が出るなど、盛り上がりを見せていた。

 だが、実際に番組がオンエアされるとパンツ氏は生出演せず、同氏がメールで書いた謝罪文(殺人予告に至った経緯説明文)をフジテレビの局アナが読み上げ、それに太田を含めた出演者が意見を述べるのみで、元々煽られていた「対決」ムードは一切なかった。

 パンツ氏が殺害予告をした理由は、大まかに言うと「太田氏がテレビで『ネット掲示板に殺す、とか書くなよ。そんな場所があってはいけない。ネット掲示板をひねり潰したい』と発言したことに反応したのがきっかけ」

「テレビで熱湯に入る番組があるが、その時は『(熱湯に落ちるよう)押すなよ』などと言って押さないようにするも、結局押すことが『笑い』に繋がる。太田氏の『書くなよ』も、その類のものだと思った。これは『書け』という意味であり、笑いが生まれこそすれ、逮捕されることはないと思った。予告をしている太田氏が予告されるという悲哀が笑いになると判断し、実行した」というものだ。

 また、パンツ氏は現在はいかなる理由があれど、殺害予告は許されることはない、とも認識しているという。太田はこれについて「冗談のつもりだったといわれると、僕は逆に真剣になりすぎた」と語った。

 事前の盛り上がりに反比例し、2ちゃんねるの実況スレッドでは放送翌日の3時50分までに書き込み件数はわずか341件に留まった。意見としては「なんかほんとフジに釣られたなぁ」「パンツ反省してる(笑」「久々の祭りかと思ったら、ガッカリだ orz」などの声がある。

2008年11月23日 14時33分配信 アメーバニュースより

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