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芸術選奨4人が受賞

 本学出身のお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さん(1984年芸術入学)と田中裕二さん(同)が3月15日、第56回芸術選奨の文部科学大臣賞(放送部門)を受賞した。バラエティータレントの同部門受賞は初めて。贈呈式は同月22日、東京都千代田区の赤坂プリンスホテルで行われた。

 芸術学部芸術研究所の串田和美教授(演技実習)も演劇部門で同賞を受賞した。また、落語家の柳家喬太郎さん(87年商卒)が文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)を受賞した。
 放送部門の受賞者はこれまで、テレビプロデューサーや脚本家、俳優などに限られており、バラエティータレントが受賞したのは異例。テレビでの10年以上の活躍が「少しもパワーダウンしていない」と評価された。

 爆笑問題は1988年に結成。正統派漫才のホープとしてデビュー当初から注目を浴びたが、所属事務所の移籍で一時、仕事が激減。94年の「タモリのボキャブラ天国」(フジテレビ系)などの活躍で再びブレークした。96年に国立演芸場花形演芸会銀賞、98年にはゴールデン・アロー賞芸能賞を受賞。今年4月現在でテレビ番組のレギュラー5本、ラジオ1本、雑誌の連載4本などをこなしている。
 串田教授は俳優や演出家として活躍。89年から96年まではシアターコクーンの芸術監督、2000年からは芸術学部芸術研究所教授を務めている。受賞は音楽劇「コーカサスの白墨の輪」や歌舞伎「桜姫」の演出が認められたもの。
 喬太郎さんは89年に柳家さん喬さんに入門し、二ツ目を経て2000年に真打ちに昇進した。19世紀末期のフランスの劇作家ビクトリアン・サルドゥの戯曲「ラ・トスカ」を明治時代の落語家・三遊亭円朝が翻訳した「錦の舞衣」を演じたことが評価された。

2006年4月27日 17:24配信 nu press e-NEWSより

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