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妻夫木、爆笑問題・田中に「太田さん」

爆発的な感染力を持つ新型ウイルスが、凄まじいスピードで日本中に蔓延! この見えざる敵に人類はどう挑む? 未曾有のウイルスパニックの恐怖と、感染の拡大を防ぐために戦う人々のドラマを描いた『感染列島』。本作の完成披露ならぬ"感染"披露試写会が12月4日(木) に開催され、主演の妻夫木聡に檀れい、藤竜也、国仲涼子、田中裕二(爆笑問題)、カンニング竹山、ダンテ・カーヴァーが上映前の舞台挨拶に登壇した。

この日の舞台挨拶は、会場スタッフは防護服姿、観客も全員マスクを着用の中で行われた。妻夫木さんは「うちの両親や事務所の人間も観に来てるはずですが、みなさん、どんだけ感染に気をつけてるんだ! って感じですね(笑)」と壇上から見える異様な光景の感想を述べた。撮影中のエピソードを尋ねると「ロケ地の新潟は、魚もお酒もおいしい土地で、ある夜、監督やスタッフと夜中の2時くらいまで飲んだんです。僕は、次の日の撮影は昼過ぎからだったんですが、翌日現場に行ってみたら監督がすごく酒臭くて、檀さんは"監督に近づきたくないオーラ"を出してました(笑)」と語った。

藤さんは、鳥インフルエンザ問題の権威である大学教授を演じたが「昨今、劇中のような事態について、"いつ起こるか?"などという報道もなされております。少なくとも、本日のお客さんのように、マスクなどによって個人レベルでも予防措置は取れると思います」と演じた役柄そのまま、真面目な口調で予防を呼びかけた。

国仲さんが「私は看護師であり、母親でもあります。そして、夫はお隣りの田中さんです」と自らの役を紹介すると、「田中さんです」のところでなぜか会場からは笑いが。田中さんは心外そうに「そこ、笑うところじゃないですよ!」と抗議。ただ、夫婦が揃うシーンは1シーンだけだったそうで、国仲さんは「後はメールでのやり取りだけということで、気持ちを切り替えて演じるのが難しかったです」とふり返った。

田中さんは、ほかのキャスト陣との共演シーンもほとんどなかったそう。妻夫木さんや檀さんとはこの日、初めて顔を合わせたが「妻夫木くんに会うなり、『初めまして、太田さん』と言われて、相当テンション下がってます。太田はいま、脱腸で入院してますから」と怒りを露わにした。

檀さんは、これから作品を観る観客を前に「今日は朝からドキドキして、興奮しっぱなしでした。いろんな立場の人の『命を繋げたい』という思いがたくさんのドラマを紡いでいます。もし、実際に感染したら自分はどういう行動を取るのか? ということを考えていただければと思います」と挨拶した。

そして、携帯電話のCMですっかりおなじみとなったダンテは「みなさん、本日はありがとうございます。撮影はすごく楽しかったです」と流暢な日本語で話したかと思うと、突如英語に切り替えて「今回のスタッフ、キャストのみなさんと一緒にお仕事が出来て、僕にとっては日本に来てから一番の素晴らしい経験になりました」と語った。これに田中さんが「途中から英語に変えないでよ!」と突っ込むと「少々お待ちください」と再び流暢な日本語で受け答え。このやり取りに会場は笑いに包まれた。

"感染"披露試写を記念して、この日は「除菌式」なる儀式も敢行された。その内実はというと...まず、司会者から竹山さんに一歩前に出るようにとの指示が。すると防護服姿の2人組が現れて竹山さんを取り囲み、消毒剤(実際はただのCO2)を竹山さんに向けて噴射し"除菌"した。事前に何も知らされていなかった竹山さんは、噴射が終わると「長すぎるだろ! しかも立ち位置の目印のテープに"竹山除菌"って書いてあったからそんなことだろうと思ったよ! ていうか、噴射するなら頭に向かってしろよ、下からやっても目立たないだろう!」とキレまくっていた。

笑いの絶えない舞台挨拶の最後に、妻夫木さんは観客に向けて「この映画、決してコメディではありませんので(笑)、その点だけご注意ください!」と必死に弁解し舞台挨拶は幕を閉じた。

12月5日22時15分配信 cinemacafe.netより

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